東南アジア
隣諸国から渡ってきた鶏
比内地鶏
薩摩地鶏や名古屋コーチンと並んで、日本三大地鶏に数えられる。 比内鶏の特長を受け継がせるため、パートナーとして、数百の鶏の中から選び抜いたのが、ロードアイランドレッド種である。雄の比内鶏と雌のロードアイランドレッドを掛け合わせた一代限りの雑種、「F1」を、品種として固定したのが比内地鶏である。 比内鶏は体が小さく、繁殖力も弱いため、必ずしも食用には向いていなかったが、大型で繁殖力が強いロードアイランドレッドと掛け合わせたことにより、この問題を解決している。
肉質
歯ごたえはあるが加熱しても固くなり過ぎず、肉の味が濃い」、「濃厚な脂の旨み」など、比内鶏の特長を色濃く受け継いでいる。 秋田県の認証する比内地鶏は、以下の規定である。 一坪につき1~1.5羽の土地を確保すること 放飼いもしくは平飼いであること 180日程度の長期飼育 雌鶏であること 経費を全て、比内地鶏専用口座を通すこと しかし、中には認証を受けていない比内地鶏も流通している。それらは"偽装比内鶏"ではなく、認証規定に拠らない場合である。生産者内でも大きな問題となったのが飼育方法で、県内には、衛生面や品質確保のためとの理由からケージ(かご)で飼育している生産者もいるが、規定では"放飼いもしくは平飼い"とあるため、この場合、認証は受けられない。
備考
比内地方の黒土を主とした土壌は、その性質から鶏を美味に育てるのに非常に適しており、同じ種の鶏でも比内地方で育てると美味になるという。